進化するAIナレッジ共有会「第2回 いきますかっ、Ame場所」開催

1月29日、AmebaLIFEのエンジニア有志による生成AIナレッジ共有会「第2回 いきますかっ、Ame場所」が開催されました。全社で実施されている「エンジニア版AI番付」にちなんで名付けられたこの会は、開始直後から専用のスレッドに質問やコメントがつき、大きな盛り上がりを見せました。当日の様子を参加者の声とともにお届けします。

  • 取材・文:AmebaLIFE広報

生成AIの変化は凄まじく、まさに「今月話さないと来月はもう古い」と言われるほどのスピード感。現在進行形の技術トレンドを共有する場として、「いきますかっ Ame場所」は、成功談だけでなく、試行錯誤の過程も共有することで、組織全体の知識の底上げを狙っています。

第二回目となる今回は、40名ほどの参加者が集まり、運営メンバーの佐藤 匠さんのあいさつからスタート。開発本部Webグループの柳 耕太さん、捧 貴史さんの2名がそれぞれ持ち寄ったテーマで発表してくれました。

「リモート推奨日の15時に開催」という時間設定も意図的なもの。コーヒーブレイクの延長線上でラジオのように耳を傾けられる設計にすることで、多忙なエンジニアでも無理なく参加できる環境を整えました。

「AI駆動開発を支えるデザインシステム」柳 耕太さん

オンライン配信されたセッションでは、具体的な開発現場でのTipsが次々と飛び出し、柳 耕太さんは「AI駆動開発を支えるデザインシステム」をテーマに、自社のデザインシステム「Spindle」とAIを掛け合わせた開発効率化について発表。

■発表内容

・生成AIによるUI開発の課題

・デザインシステムによる解決

・Spindle MCPによる加速

・MCP提供に伴う副次効果

「Spindleを使うとAmebaLIFEのvalueでもある『誇れるまで磨く』というこだわりと、AI駆動による高速開発のいいとこ取りができる。結果として『大胆に丁寧に』開発を進めることができるかなって」と、私たちの行動指針に絡めた手応えを語ってくれました。

柳さん:近年AI駆動開発が盛んで、恩恵をたくさん受けているのですが、UI開発においてはまだ人間が手を加える割合が多いケースがマジョリティなのでは?と感じ、それを解決しているSpindleについて話しました。Spindleを使うと「誇れるまで磨く」とAI駆動開発の高速開発のいいとこ取りが出来るため「大胆に丁寧に」開発することができます。こういう形で知見やノウハウを共有する場が有ると、整理して伝える過程の中で理解が進む部分もあるのでwin-winなイベントだと感じました。また参加したいです。

「転ばぬ先のフック」捧 貴史さん

■発表内容

・Claude Codeのフックについて

・転ばぬ先のフック

・フックのレシピ

続いて登壇した捧さんは「転ばぬ先のフック」をテーマにAIの実装における「安全性」にフォーカス。AI特有の「いまいち信用しきれない部分」や「後処理が甘い部分」をどうカバーするかという課題に対して、フックを活用してプログラマブルに制御することで、確実に動作させるための工夫を惜しみなく共有してくれました。

実際のやり取りの様子を公開したシーンではコメントが殺到し大きな盛り上がりを見せました

捧さんコメント:普段コーディングエージェントを活用しながらもAIのいまいち信用できない部分やAIが後処理してくれない部分をなんとかできないかと思い、フックを使いプログラマブルに、確実に処理できるように試行錯誤してみた経験やフックに関してみなさんに共有できたらまたおもしろい発見があるのではないかと考えました。

「完成されていない知見」を歓迎する文化

AmebaLIFEらしさを感じたのは「完成されていない知見」を歓迎する文化かもしれません。単なる事例紹介に留まらず、参加者が発表に関する質問や感想が気軽にコメントできるスレッドも用意され「Figma MCP普段使わないので勉強になります」「効率が段違い」など、まさに「今、隣で一緒に作業している」かのような温度感のやり取りが続いていました。

終了後に行った満足度アンケートでは、参加者の9割以上が5段階中4以上という結果に。参加できなかったメンバーのために発表の様子がアーカイブとして共有されました。

すでに今後の開催も決まっている「いきますかっ、Ame場所」の取り組みは、今後AmebaLIFEの技術文化においても、AIを「特別なツール」から、表現の幅を広げ、ユーザーの皆様へ届ける価値を最大化するための「心強いパートナー」へと変えていく大きな一歩になると感じています。