ピグをつくったエンジニアたちが再集結。技術と記憶をつなぐ「エンジニア同窓会」
2009年に誕生した「アメーバピグ」。その裏側には、数多くのエンジニアたちの挑戦と試行錯誤の歴史がありました。「ピグ」を合言葉に、組織の枠を超えたエンジニア同士の横の繋がりと組織へのロイヤリティを高めるため、今回「アメーバピグ エンジニア同窓会」が開催されました。
登場人物
下山 泰伍 - ピグ事業部 PFグループ 技術責任者 。2015年にバックエンドエンジニアとして、サイバーエージェントに新卒入社。「アメーバピグ」の開発を担当。2018年11月から「ピグパーティ」のバックエンドリーダーとして異動。現在はピグ事業部の技術責任者として、技術戦略の策定や組織運営を担っている。
共通言語としての“ピグ”。エンジニア同窓会を企画した背景
現在、メディア&IP事業部「MIU(ミュウ)」全体で、組織の活性化やロイヤリティ向上をミッションとして掲げています。その一環で社内コミュニケーション施策を運営しており、企画したのが今回の「アメーバピグ エンジニア同窓会」でした。
2025年に「ピグパーティ」が10周年を迎え、2009年開始の「アメーバピグ」から続く技術的系譜は16年を超えました。これまで多くのエンジニアが携わり、大規模システムの運用知見が社内に蓄積されています。 現在は異なる部署にいるメンバーも、このプロダクトで得た経験を「共通言語」として持っています。
その膨大なナレッジを次世代の組織へ継承すべく、あえて「同窓会」という形式で、当時を知る熟練エンジニアに集結してもらいました。
共通言語が生む濃密なエンジニア対話とピグ愛
運営の工夫として、事前にSlackで当時の開発資料やスナップショットを共有し、参加者の関心を高める仕掛けを行いました。
当日はAbemaタワー11階のラウンジフロアを利用したのですが、驚いたのは、事前に出席回答をいただいた方のほぼ全員が業務の合間を縫って駆けつけてくれたことです。この高い出席率からも、みんな本当に楽しみにしてくれていたんだなと感じ、嬉しくなりました。
開始時刻を待たずして、会場のあちこちではすでに技術談義が始まり、久しぶりに再会したエンジニア同士が当時の開発エピソードを語り合う姿が見られました。
19時半の開始後も、年次を超えた技術的な議論やノウハウの共有が途絶えることはなく、予定時間を惜しむほど濃密な対話が続きました。その光景は、まさに「ピグ」というプロダクトが持つ求心力を象徴しているようでした。
17年分を網羅した「超詳細年表」に大盛り上がり
同窓会のメインイベントとして、ピグの歴史を振り返るパネルディスカッションを企画。2009年からの出来事を網羅した、かなり細かい「ピグ年表」を作って共有しました。

パネリストには、新潟から駆けつけてくれた大先輩のエンジニアなど、ピグの歴史を語る上で欠かせない方々をお呼びしました。
年表を見ながら「あんなことあったよね」「あの時は大変だった」と話を振っていく形式だったのですが、発表中も常にフロアから活発なフィードバックや質問が飛び交い、想像以上の盛り上がりを見せました。
部署が離れても、同じサービスを創った仲間としての絆は変わらないというか、ピグに関わっていた人たちは、本当に当時の話になると熱くなる。今回の試みを通じて、共通のプロダクト体験が組織を越えた強力なナレッジ・ネットワークになることを確信し、企画して本当に良かったと感じています。
組織が変わっても、変わらない「横の繋がり」
組織が新しくなる中で、今回、改めて「横の繋がり」を再設計する必要があると感じています。かつて難易度の高い開発を共に完遂したスペシャリストたちが、今は他の部署で活躍している。そういった大先輩たちをリスペクトしつつ、それを組織全体に還元し合うことで、新組織における技術的な一体感と誇りを醸成するきっかけにしたいと考えました。
「ピグ」という共通言語があれば、世代や役職を超えて一瞬で繋がれる。この熱量を、これからのAmebaLIFEの技術文化にも繋げていきたいです。